カーボンでマイクロマシン(と大学のロゴ)を製造

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米国ユタ州にあるブリガムヤング大学(Brigham Young University)の物理学科の生徒Taylor Woodとその教授Robert Davisが、カーボン(炭素)分子を使って、小さなマシンを生成させる新しい方法を使ってちょっと面白いことをしたようです。

彼らは以前にもシリカの中にBYUの小さなロゴを作ったり、DNA鎖のなかに更に小さな文字を埋め込んだりしたそうですが、成長するナノサイズのロゴは今回学内で始めての試みだったかもしれません。

今回は最初にロゴの鉄の種を鉄のプレートの上に載せパターンを作ることから始め、次に熱したガスを表面を横切るように送り込むと、カーボンナノチューブの森が成長してきます。

Davisは「これは非常にもろい構造で、そこに衝撃を加えたり、触るだけでも破壊されてしまう。我々はそれにコーティングする方法を開発し、カーボンナノチューブに強度を持たせることで、実用的な応用が可能な微小構造を作り出せた」と述べました。

また、別の生徒Jun Songはデバイスを作るために、溶液から様々な化学物質を素早くきちんと分離する方法を使いました。論文に明示された方法によると彼らのカーボンナノチューブを使ったやり方は、チャネル上の液体の流れに対しより多くの制御を可能にしたとちう点で、現状の化学分離法よりも精密です。これによってBYUはUS Synthetic社への商業化権のライセンス付与に成功しました。

小さなロゴのデザインと化学物質の分離がBYU研究者の行った全てではありません。恐らくこちらの方が本ブログにおいて重要な意味を持つかと思われますが、彼らは何種類ものアクチュエーター、スイッチ、湿度感知のカンチレバーを有するマイクロマシンを作成しました。彼らの次なるアジェンダはフィルタレーションデバイスを生み出すことにあります。

「テクノロジーは多くの方向に進んでいる」とDavisは述べます。物理の教授Richard Vanfleetと化学の教授Matthew Linford、そしてUS Syntheticからの2人の研究者も本プロジェクトに貢献し、共同執筆者として次の研究に出て来るでしょう。

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原文: March 8, 2011, BRIGHAM YOUNG UNIVERSITY NEWS “Scientists grow micro-machines (and a tiny BYU logo) from carbon” http://news.byu.edu/archive11-mar-micrologo.aspx